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【現役受講生直伝】オンラインプログラミングスクールの学習の流れ・受講の注意点

プログラミングスクールのイメージがわかないあなたへ

こんな方におすすめ

  • プログラミングスクールの学習の進め方を知りたい方
  • プログラミングスクールで難しくて途中で挫折しないか心配な方
  • 子供をプログラミングに通わせる予定でスクールの雰囲気が知りたいご両親

私が「プログラミングを勉強しよう!」と思った時、プログラミングスクールが縁遠過ぎて学習のイメージが全く想像できず、様々な疑問や不安がありました。また、ネットで情報収集しても、アフィリエイト目的の記事は基本的に良いことしか書いておらず、実際に受講したことがない方が書いているので信憑性に欠けると感じていました。

ですが結果的に私はTechAcademy [テックアカデミー]というオンライン完結型のプログラミングスクールに入会し、初心者向けコース「はじめてのプログラミングコース」を短期間で完了することができました。そして「プログラミングは楽しい!」と感じながら、現在も別のコースを受講中です。

この記事では現役受講生の私TechAcademy [テックアカデミー]の学習の流れや「はじめてのプログラミングコース」について解説&生の感想をご紹介します。

猫山ねこ
現役テックアカデミー受講生の私が学習の流れや感想をご紹介します!

学習の進め方

私が入会したオンライン完結型プログラミングスクールTechAcademy [テックアカデミー]では概ね以下のような流れで学習が進んで行きます。

  • テキストを読む
  • テキストの内容をAWSのCloud9というプログラミングの開発環境で実行してみる
  • 課題レビュー提出
  • 合格したら次のチャプターへ

※途中わからないことがあればSlackというチャットツールを使用して15:00〜23:00まで利用できるチャットメンターに質問する。
※2週間に1回パーソナルメンターにメンタリングを受ける(私が契約しているオンラインブートキャンプ全12コースの「ウケ放題」コースにはこのサービスはありません)。

上記を繰り返しをしながら学習を進めていきます。テキストを読む割合と実際に手を動かす割合のバランスが良く、飽きずに学習が進めることができました。

「はじめてのプログラミングコース」の内容

インターネット、パソコン、Webの世界の基本を学ぶ

IPアドレスの成り立ち、HTTPって何、CPUとは?アルゴリズムとは?など、ネットやWebサービスの基本的な内容をテキストを読みながら理解していきます。図や絵を使って初心者でも理解しやすい言葉で記載されているので、インターネットやプログラミングそのものについて、そもそもあまり知らない私でもすんなりと基礎知識が学ぶことができました。

HTMLやCSSについてHP画面を作りながら学ぶ

実際に「架空のお料理サイト」を作成する中で、HTML・CSSの基礎について学びました。私たちが見ているWeb上のHPがどのような構造で成り立っているのか、プログラムとしてどのように書いていけば良いのかをテキストを読み、コードを模写しながら学んでいきます。この中盤で作成する画面はまだ動きがありません。

PHPやMySQLも学んで動きのあるアプリを作る

後半ではいよいよ動きのある画面を作っていきます。HTMLやCSSに加えてMySQLというデータベースを作成するシステムや画面の動きをつけるPHPという言語を学びながら、最後には素敵な「オンライン本棚」を完成させて終了です。

「難しくて途中で挫折しないか心配」なあなたへ

オンライン完結型プログラミングスクールのカリキュラムやサービスは受講生が挫折させない工夫がされていると感じました。受講生としてポイントになった点を3つ挙げてみます。

挫折しないポイント1
プログラムを動かす環境設定やツールの設定が簡単!

最初にメンターに質問するツールやプログラムを動かす環境設定をしますが、基本的に最初は自分一人でやらなければいけません。パソコンに苦手意識があると、この設定が億劫だったりします。最初からつまづいいたらテンションめっちゃ下がりますよね…

私が受講したコースでは事前準備としてAWSのCloud9という環境を使用できるように設定して、メンターにチャットで質問できるSlackや、画像のキャプチャを取れるGyazoをインストールします。独学で勉強していたら、この準備段階から躓いてしまいそうです。(特にCloud9)

ですが、テキストにこの環境構築について、とてもわかりやすく記載されていました。本当に1時間ぐらいでサクッと環境が出来上がったので、スムーズに学習に入ることが出来ました。

挫折しないポイント2
制作するHPやアプリが本物感があり、エンジニアっぽい作業も体験できて楽しい!

「架空のお料理教室のサイト」
HTML・CSSを使用して「架空のお料理教室のサイト」を制作するところからスタートします。動きのない画面なのですが、教材としてもらう画像を配置すると、本物っぽいかわいいHPが出来上がります。「こんな素敵なサイトを自分でも作れるようになるなら楽しいな」とかなりテンションが上がりました!このテンションを維持できれば、途中から少しづつ難しくなっていく成果物制作も乗り切れます。

「オンライン本棚アプリ」
続いて「オンライン本棚」制作します。作る時に必要なMySQLというDBについて学ぶのですが、「DBを使うなんてエンジニアっぽいなー」と感じました。DBについて学んだところで、「オンライン本棚アプリ」を実際に作るんですが、これも教材としてもらう画像が良いので、配置するだけで本物っぽい画面になります。PHPという言語も使って本の登録・削除、ステータスを更新といった動きが出てきて、DBの操作も理解できれば楽しいと感じることができました。

挫折しないポイント3
チャットメンターの回答が早い!

チャットメンターの回答はとても早いです。返信が早いと聞いていましたが、実は私はそんなに信じておらず、実際質問したら半日ぐらい放置されるのかなぁなんて思っていました。ですがそれは私の勘違い。チャットメンターの回答は爆速です。質問して回答が遅いと、自分の作業もストップしてしまうため、勉強もダラダラとしたものになってしまいますが、ダラダラする隙を与えることなく回答が返って来ます。プログラミング学習をする上で、わからないところをすぐに聞く人がいるというのは学習の進捗に影響する重要なポイントです。

ただ、残念ながらメンター数が少ないのか「Webディレクションコース」では、質問への回答や、課題の結果が5時間後になるなど、人気コースとそれ以外のコースでは、対応時間が全く異なります。もし「テックアカデミー」を受講されるのであれば、自分が受講するコースはどのくらいでレスポンスが返ってくるのか、体験コースのメンターの方に確認しておくことをおすすめします。このレスポンスの速さは自分の学習ペースに大きく影響します。

また、私が契約したオンラインブートキャンプ全12コースの「ウケ放題」コースは対象外なのですが、通常の単体、もしくはセットのコースだと、週2回30分のパーソナルメンタリングが受けられるそうです。「不明点が多くてまとめて質問したい」「どうしても進捗管理が自分では出来ない」という方はパーソナルメンターにサポートいただけるので活用すると良いでしょう。

課題の難易度について

TechAcademy [テックアカデミー]ではコース内のある程度まとまったチャプターを学習した後に課題が出されるのですが、この課題をクリアしないと先に進めないようになっています。「難し過ぎて先に進めなかったらどうしよう」と思ってましたが、「はじめてのプログラミングコース」ではスムーズに課題に合格することができました。

コーズ前半の課題は「◯◯について説明してください」といったレポート的な内容だったので、テキストの内容を読んで理解できればそこまで問題なく出来るかと思います。

途中からはプログラムを書いて画面を作り、それをメンターがチェックして合否判定がなされます。私は最後の「オンライン本棚」というWebアプリで私は何度か再提出を食らいました。ずっと画面を見ているうちに、そもそも何をどうするんだっけ?ということがわからなくなったり、タイプミスをしているのに気づかなかったり…でも最終的には無事合格することができました。

このプログラムを書く課題については、「はじめてのプログラミングコース」については非常に簡単な内容のため、時間さえ確保できればクリアすることは可能ですが、私が受講した中では「Webアプリケーションコース」や「フロントエンドコース」の課題は初心者にとってはかなり難易度が高いものになっています。

こちらの記事でも記載したように、メンターのサポートは「気づきを与える」程度のサポートであるため、質問できるからと言って答えに辿り着けるかはわかりません。そのため、受講に際しては受講プラン(何週間のプランにするか)を十分検討し、自分が確実にコースを終了できる期間を選択することをおすすめします。

「はじめてのプログラミングコース」を受講した感想

いい感じで「プログラミング楽しいなー」で終われる内容・難易度でした。初心者向けコースなので、基本的にはテキストに記載されているコードを模写しながら学ぶことになりますが、完成品ができる楽しさを味わえるという点ではちょうど良いでしょう。

ただ、このコースで学んだからと言って、自分で0から何か作れるかと言うとそれは不可能。実務的にプログラミングのスキルを身につけたい方は、このコースはウォーミングアップと考え、別の実践的なコースを合わせて受講することをおすすめします一般教養としてプログラミングをやってみたい、いきなり難しいコースを受講するのが不安という方にはこのTechAcademy [テックアカデミー]の「はじめてのプログラミングコース」はちょうど良いです。

それでもやっぱり不安なら…

「プログラミングをやってみたい」を思った自分のチャレンジ精神を大切にしてあげましょう。ただ不安に思っているだけでは前に進めませんので自分とプログラミングの相性を試すなら「Progate」や「ドットインストール」など無料の学習教材を試してみると安心です。

また、複数のプログラミングスクールを比較し、体験入学をし、その中で不安に思っていることを担当の方とお話してからスタートすることをおすすめします。インターネット上に良い噂も悪い噂も見つけることができます。これらにしっかりと目を通し、納得した上で受講を決めましょう。

まとめ

オンラインプログラミングスクール「TechAcademy [テックアカデミー]」の学習は 「テキストを読む」「プログラミングの開発環境で実行してみる」「課題レビュー提出」「合格したら次のチャプターへ」という流れで進んで行きます。わからないところはチャットメンターやパーソナルメンターにどんどん質問しましょう。

受講期間に余裕を持ったプランを選択するのがおすすめです。オンラインブートキャンプ無料体験の受講や「Progate」「ドットインストール」など無料でプログラミングを学習できるアプリで自分とプログラミングの相性を試しておくと安心してプログラミングスクールで受講ができるでしょう。



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参考
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